はっくのてっく

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モルサブレー

3Dプリンターで「PUI PUI モルカー」のクッキー型を作ってみました。

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今回は試作ということで、素材にはPLAを使っています。

3Dプリンターで扱われるプラスチックには主にPLAとABSの2種類がありますが、PLAは植物由来のバイオプラスチックで、食品安全性が高いとされています。

ですが、ほかの素材を扱った後の3Dプリンターでは、ノズルにフィラメントが付着していて混入する場合もありますし、そもそも家庭の衛生環境で作られたものなので、安全とは言いきれません。自己責任です。

また、PLAは熱に弱いので、食洗器で洗うことはできません。食洗器を使う場合はABSで作ったほうがよさそうです。

 

ちなみに、アメリカ食品医薬品局に認定されている食器向けフィラメントもあるそうなので、いつか試してみたいです。食洗器も使えるそうです。

食器の試作に最適な3Dプリント材料、ナイロン680のフィラメント

 

作った型で実際にクッキーの型抜きをしてみました。

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なかなかいい感じです。

よく見ると3Dプリンター特有の層が転写されてしまっていますが、焼いてしまえば関係ないレベルです。

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上手に焼けました。

 

溝だけだと焼いたら目立たなくなってしまうので、次のステップとしてはアイシングで色を付けたくなりますね。

※クッキーはスタッフがおいしく頂きました。数日経ちましたが特にお腹を壊していないので、個人利用の範囲なら問題なさそうです。